イギリス王室・ウィリアム王子とヘンリー王子の兄弟仲とは良いのか？悪いのか？

世間というよりは、世界中を騒がせた故・ダイアナ王太子妃とチャールズ皇太子。

その２人の子とされる「ウィリアム王子」と「ヘンリー王子」。

両親の仲はけっして良いものとは言えず、むしろ、冷め切っていたと言う方が早い。

不倫や多彩な異性関係など、ド派手とも言える人生模様を謳歌している両親の子だけに、はたして両親からどれだけの愛情を受け継いたのであろうか？

また、心配されるのは兄弟の仲である。

ウィリアム王子とヘンリー王子の兄弟仲の話が度々、メディアなどで持ち上がるのには、両親のこと以外にももう一つは兄弟での性格の違いにある。

これら２人の性格の違いはイギリス国民は元より、今や世界中が知るところである。

しかし、特にウィリアム王子は、故・ダイアナ皇太子妃より、それまでのイギリス王室では考えられなかった異質の育てられ方をしている。

ダイアナ妃は映画や買い物に普通に王子たちを連れて行ったり、イギリスの現状を見せるためにホームレスや病院などで生活を送る人などと会わせたりしている。

そんなダイアナ妃に育てられた２人だが、実はイギリス王室でも異例とも言えるほど仲が良いと言う。

兄弟でスポーツを楽しんだり、スポーツ観戦などをしたり、お互いの共通の友人を呼んでプライベートでパーテイーを行ったりしている。

また、ウィリアム王子の頭が少しハゲてきていることから、ヘンリー王子はそれを見て

「僕の頭も最近ハゲができてきた」
「これからは、兄さんのハゲを馬鹿にできなくなる」

などと冗談交じりのインタビューにも満面の笑顔で２人で応じている。

母親が早くにしてこの世を去るなど、不幸があった分、お互いを支えあっているようにも伺える。

しかし、何よりウィリアム王子・ヘンリー王子各々がお互いの性格をよく把握し、ごく自然に各々の欠点を補うように尊重し合い、人々が夢に描く完璧な一人の王子を二人で演出しているかのように伺える。

もし永遠に、このまま仲の良い２人の関係が存立するのなら、イギリスの未来が暗いものとはけっして言い難いものとなるのは必然と言える。