当方の別の記事でご紹介しているが、ヘンリー王子がダイアナ妃とチャールズ皇太子の子ではない可能性があるという疑惑についてのお話の続きをしようと思う。
最近では、DNA鑑定と言う覆しようがない証拠を生成できる便利な鑑定方法がある。
ここで疑惑を晴らすためには、DNA鑑定でもすれば一目瞭然となるところとなる。
実はこのDNA鑑定については、王室の上層部と言われるチャールズ皇太子・エリザベス2世女王陛下も望んでいたとのこと。
しかも、当の本人であるヘンリー王子までもが望んでいたというのである。
ダイアナ妃と複数の男性の関係
過去、チャールズ皇太子との結婚後もダイアナ妃が、夫のチャールズ皇太子以外にも複数人もの男性と性的関係にあったことはあまり知られていない。
この件については、ダイアナ妃も一部認めている。
そこで疑わしくなってくるのが、ヘンリー王子の出生となる。
長男であるウィリアム王子の生まれる以前は、ダイアナ妃も夫のチャールズ皇太子以外の男性との関わりがなかったとされる。
しかし、問題の争点となってくるのが、ダイアナ妃がエリザベス女王の元から離れ、宮殿で暮らし始め、長男のウィリアム王子が生まれてからのダイアナ妃の奇怪とも言える一連の行動や言動、それに基づいての異性関係である。
ジェームズ・ヒューイット元王室騎馬隊少佐、「ヘンリー王子」が自身の子であることを公言
もう一つの問題の争点は、元王室騎馬隊のジェームズ・ヒューイット少佐自身が「ヘンリー王子」が自身とダイアナ妃の子である公言しているということである。
実はヘンリー王子の出生に関しての疑惑が問題視されはじめたのが2002年頃である。
この頃のジェームズ・ヒューイット氏は、「自身がダイアナ妃と出会ったとき、すでにヘンリー王子が生まれたあとだった」と公言している。
しかし、それから3年の後、ジェームズ・ヒューイット氏の証言が真反対の証言へと変貌するのである。
3年後のジェームズ・ヒューイット少佐の証言によると、長男のウィリアム王子が生まれてからヘンリー王子が生まれる前までの間、チャールズ皇太子とダイアナ妃の中は冷え切っていたと言う。
つまり、チャールズ皇太子とダイアナ妃に、とても子供が望める状態ではなかったということを証言している。
宮殿での堅苦しい、規則正しい生活や自身と心を通わせる相手がいないなどの葛藤やストレスを抱え、心寂しい思いをしていたダイアナ妃。
やがてそんなダイアナ妃を元気づけ、励ます男性がダイアナ妃の元に現れることになる。
その男性こそがジェームズ・ヒューイット少佐であり、ヒューイット氏はこう証言する。
「実は私はヘンリー王子が生まれる1年前からダイアナ妃と性的関係を持っていた」と。
ヘンリー王子がジェームズ・ヒューイット氏とダイアナ妃の子であることの裏付け
ヘンリー王子がジェームズ・ヒューイット氏の息子であるという証拠が他にもあるという。
- ヘンリー王子が赤毛髪に対してチャールズ皇太子はブロンドであり、ダイアナ妃もブロンドである。(=ジェームズ・ヒューイット氏は赤毛髪。)
- ヘンリー王子の性格がチャールズ皇太子とダイアナ妃の2人とは似つかない。
- ヘンリー王子の顔立ちがヒューイット氏に似てきている。
などである。
しかしこの後、この疑惑を覆すようなスクープが取り沙汰されることになる。
強制的にDNA鑑定を受けたヘンリー王子とその意外な結果
当初、ヘンリー王子自身も母親であるダイアナ妃とヒューイット氏のことを知り、疑念を抱き、DNA鑑定を求めていたヘンリー王子。
だか、当初は周囲の猛反発に合い、DNA鑑定の望みが叶わなかった。
しかし、2005年の6月、ついにヘンリー王子のDNA鑑定の望みが叶い、その結果が出たと一部のマスコミで報じられている。
その結果によると、ヘンリー王子は紛れもなく「チャールズ皇太子とダイアナ妃の子供である」と報じられている。
このDNA鑑定の報道の裏には、ダイアナ妃の親友と言われる「シモーヌ・シモンズ氏」の証言が裏付けになったとされている。
しかし、実際に立ち会った者の証言もなく、あくまで証言だけであり、やはり信ぴょう性に欠ける節は否めない。
妃がこの世を去って、はや20年が経とうとしている。
もはやこの真実を知るのは、この世にはいるハズもないダイアナ妃だけである。